落雪(らくせつ)
こんにちは、ホームチェッカーです!
前回 のブログで “雪庇(せっぴ)” について書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
こういった雪害の影響から火災保険が適用できることも非常に多いので、
気になる方はぜひ一度当社へご相談ください。
そこで、今回も火災保険申請適用の可能性が高い “落雪(らくせつ)被害”について書いてみようと思います。
落雪とは漢字の通り、雪が落ちてくる事象を指す言葉ですね。
具体的には、屋根や山の斜面などに積もった雪が重さや温度変化、振動などの影響で一気に落下する現象を指します。
ちなみに落雪は、気温が-3℃~+3℃ぐらいのときに発生しやすいともいわれております。
【落雪写真】
”落雪”の被害にはどういったものがあるのか見ていきます。
① 【落雪による物置の破損】
実際の破損写真をご紹介します。
屋根からの写真
横から見た写真
写真で見てもお分かりの通り、
強い衝撃によって物置の天面が大きくへこんでおります。
この強い衝撃とは、屋根や雨樋から落ちてきた落雪によるものです。
雪ってふわふわしていますが、空を舞っている時はそれほどの密度はありません。
しかし降り積もり、重みがかかると固まっていき、密度も高まっていきます。
ふわふわの新雪でも1立方メートル(縦・横・高さ、いずれも1メートル)で
重さは約50 kgです。
屋根からの落雪となるとかなりの重さの雪が落下してくる可能性があります。
また、落雪が着地した際のはねかえりで窓ガラスの割れや外壁の凹みを
引き起こすケースもあります。
これらの被害への対策は困難ですが、発生確率は非常に高いです。
また、落雪による被害であることに気づかず補修される方も多いです。
こういった被害はすべて火災保険に適用できる可能性があります。
実際に当社のサポートで火災保険適用に至った落雪被害のケースを紹介していきます。
【地域】
北海道の戸建て物件
【被害】
落雪によるウッドデッキ・サッシの損傷
【給付金額】
¥2,223,510-
サッシの損傷は特に落雪の影響だと気づきにくいです。
このように多額の給付金が下りた実績があるので、
ご自宅の損傷等で思い当たる方、まずは当社の無料調査をご依頼ください。
落雪と火災保険申請の実績をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
落雪による様々な被害の中に住居の屋根やカーポートの被害がありました。
それらは火災保険の適用範囲内である可能性がございます。
もちろんご自身でも保険申請は可能となりますが
受付時の伝え方ひとつで申請が認められなくなってしまったり、
本来受け取れる保険金よりも少額認定されてしまうケースが多く見受けられます。
皆様が認識されていないだけで、補償の対象となる損傷は非常に多いです。
その点、弊社は保険の知識に特化しておりますので
申請が可能かどうか事前にお調べすることが可能です。
また、その後のサポートもしっかりとさせていただきます。
対象範囲は保険会社の契約内容によって異なるため、
まずは当社へご相談ください。
※おまけ記事
【落雪基礎知識】
■ 落雪の特徴
1. 発生場所
落雪は主に屋根や山の斜面で発生します。
特に急な斜面や、雪が多く積もった屋根では注意が必要です。
2. 雪の状態
湿った雪や、気温が上昇して雪が溶けかけている状態で落雪が起こりやすくなります。
3. 時間帯
日中の気温上昇や、日差しによって雪が溶けることで、落雪が発生することが多いです。
■ 落雪の被害
落雪による被害は、主に以下のようなものがあります。
1. 人身事故
直接的な被害:落雪が通行人や作業者に当たることで、重傷や死亡事故が発生する可能性があります。特に、屋根からの落雪は予測が難しく、危険度が非常に高いです。
2. 物的損害
車両への損害:駐車場やカーポートに停めている車両に落雪が直撃することで、凹みや破損が生じることがあります。
建物への損害:落雪が建物の外壁や窓に当たることで、破損やひび割れが発生することがあり、落雪量が多いと屋根が崩れることもあります。
3. 交通障害
道路の閉鎖:落雪が道路に積もることで、通行止めや交通事故が発生することがあります。特に、雪が多い地域では、落雪による交通障害が頻繁に起こります。
4. 農作物への影響
農地への落雪:農作物がある地域で落雪が発生すると、作物が凍結したり成長に影響を与えることがあります。
5. 電力インフラへの影響
電線の損傷:落雪が電線に積もることで、電線が切れたり、停電が発生することがあります。特に、重い湿った雪が積もるとリスクが高まります。
6. 心理的影響
不安感:落雪の危険性を認識していると、冬季に外出する際に不安を感じることがあります。特に、子供や高齢者がいる家庭では、特に注意が必要です。
■ 対策
1. 雪下ろし
定期的に屋根の雪を下ろすことで、落雪のリスクを減らすことができます。特に、重い湿った雪が積もった場合は早めに対処することが重要です。
2. 注意喚起
落雪の危険がある場所には、注意喚起の看板を設置することで事故を未然に防ぐことができます。
3. 避ける行動
雪が積もっている時期には、特に屋根の近くを離れて歩くことが大切です。
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