雪庇(せっぴ)について
こんにちは、ホームチェッカーです!
昨今、ニュース番組にて豪雪による各地での被害が数多く報告されております。
そこで今回は ”雪” をテーマにした情報発信をしてみようと思います。
みなさんは”雪庇”をご存じでしょうか。 雪庇(せっぴ)とは、屋根の雪が溶けて流れ落ちる際に、屋根の端に積もってできる氷や雪の塊のことを指します。
雪庇は屋根の端や山の尾根部分に見られることが多いです。特に冬季において、屋根の構造に負担をかけたり、落下した際に人や物に危害を加える可能性があります。
【雪庇の写真】
雪庇は、見た目には美しいものですが、落雪の危険があるため注意が必要です。 登山やスキーを行う際には、雪庇の存在を把握し、その下を通過する際には十分な注意を払うことが重要だともいわれております。
実際に、雪庇が引き起こす雪害には以下のようなものがあります
① 落雪事故: 雪庇が崩れ落ちると、下にいる人や物に対して危険を及ぼすことがあります。特に人通りの多い場所では、注意が必要です。
② 建物への損害: 雪庇が重くなりすぎると、屋根や外壁に負担をかけ、最悪の場合、構造的な損傷を引き起こすことがあります。
③ 交通障害: 雪庇が崩れた際に、道路や歩道に雪が落ちることで、交通の妨げになることがあります。
④ 雪の管理コスト: 雪庇の管理や除去には手間とコストがかかるため、特に雪の多い地域では大きな負担となることがあります。
実際の雪庇による被害例を写真付きでご紹介いたします。
【写真1】
・雪の重さのよる屋根や雨樋の変形
・雪が落ちる際に建物の一部が一緒に剥がれ落ちてしまう(軒天、外壁等)
【写真2】